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Sep 07, 2006

ゾロフトに賭ける

あまりにも上がってこないのでノリトレンをあきらめてゾロフトに切り替え中である。7月7日に出荷されたばかりの新薬である。このゾロフトは治験結果が悪かったために中小の精神医の協会からボイコットを受けたといういわく付きの薬である。なんでも、プラセボを与えた集団と有意な差が出なかったそうである。主治医は治験で投与した量が十分でなかったのではないかという見解であった。私のような不良患者でも主治医との話し合いでコンプライアンスだけはよいので、処方してもらうことにした。通院先では採用になっていなかったため、処方箋も手書きのが出てくる。主治医は非常勤で普段は別の病院に勤務しているから、このようなことができるのかもしれない。ちなみに、噂のエビリファイも採用になっていなかった。

ゾロフトは欧米では非常にポピュラーなSSRIである。「The Sixth Sense」という映画を見たことがあるだろうか。この中で主人公の奥さんが棚からゾロフトの瓶を取り出すシーンがある。このシーンで奥さんがうつ状態に陥っていることを表現しているわけだが、特に注意を促す字幕は出ない。ゾロフトの瓶がアップになってゾロフトだと言うことが分かるだけ。これくらいアメリカでは有名な抗うつ薬として多くの人に認知されていることが分かる。(しかしゾロフトを瓶で処方するとは、しかもそれをあおるように飲んでいたような気がする。いいのか?>アメリカ人)

この薬、日本に入ってくるのが遅すぎたくらいではないだろうかと私は思う。例によって厚生労働省の認可が下りなかったわけだが、役人仕事ということに加えて日本人にも効くのかチェックをするというのも意味合いがあるのだろう。人種間での効果の違いは当然にあってしかるべきだし、そもそも体格が違う。長期出張でアメリカに行ったときに、風邪薬を買って飲んだら起きたのが翌日の夕方だった。量的にも治験も必要なのだろう。三環系の抗うつ薬でも日本人は選択的にセロトニンに効果が出やすいため、SSRIと対して変わらない効果が出たりするとか。それでも許可が遅すぎ。中には効く日本人もいるだろう。危険でない限り、できるだ多くの選択の余地をもちたい。それが医者と患者の望みであると私は思う。

実際飲んでみると、胃腸系に副作用が集中する感じだ。最初は下痢。次は吐き気。下痢は1週間くらいで落ち着いた。吐き気はドグマチール(胃薬にもなる)というナイスなの処方で収まった。今のところ、あまり効果はなし。量が多くなるまでは我慢するしかない。加えて、この薬高すぎ。自立支援法を使っても薬代だけで1500円コースでは参ったものだ。薬局は儲かるだろう。それに一包化するときに割れているのがいくつかあったから、強度にも問題ありか。

まあ、効きゃあいいんだが。今度の通院でノリトレンからゾロフトに完全に移行するので、そこから2週間くらいでわかること。もう、どうにかしてくれ。この頑固なうつを。

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Comments

はじめまして

わたしも処方されましたよ。ジェイゾロフト。
前からのルボックス(1日150mg)と併用で。

7月13日 寝る前25mg
7月27日 寝る前50mg
8月10日 寝る前50mg
8月18日 朝25mg 夕25mg 寝る前50mg

1日100mgになったら、もう眠くて眠くて、
起きていられないほど眠気が強くなりました。
夕50mg 寝る前50mg にしても、
朝眠くてだめでした(というか一日中眠ってしまう)。
ほかに、悪心(気持ち悪さ)もあり。
消化器系でない気持ち悪さですね(うまく言えない)。
期待の抗鬱効果もあまり感じられなかったし。

やっと認可になった、って医師はとても喜んでいたんですけどね。

Posted by: Louveciennes | Sep 08, 2006 at 00:17

Louveciennes様

私も眠気があるかもしれません。うつのせいなのか副作用なのかは分かりませんが、午前中に起きていられないというのはあります。言われるまで気がつきませんでした。次の通院の時に主治医に話してみることにします。情報ありがとうございました。

Posted by: manic-depressive | Sep 10, 2006 at 16:48

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